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かいへいくん(カメラレンズ用遮光装置) | ||||
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かいへいくん (カメラレンズ用遮光装置) 画像の上にカーソルを持っていってください
奈良大和の四季 NARA / M . Nishiyama HP |
仕様・特徴 | |||||
* レンズ取り付け径 (レンズ外径 約55〜85mmまで取り付け可能) * レンズへの取り付けは3カ所の固定ネジで 締め付けます。 * 市販のケーブルレリーズで開閉動作。 * フィルター枠1 (100mm角フィルター) 本体 横側から差し込みます。 (枠付、枠なしのどちらでもOK) (型紙の挿入も可能) * フィルター枠2(扉) (100mm幅のハーフND等、挿入可能。) (上下スライド可能) * 多重機能のない中判カメラでも、バルブ、 タイムで開けておく事により何度でも露光を かける事ができます。 (ホタル、花火等の1枚に何度も露光をかける 撮影には便利です。) |
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手作りの撮影グッズを使った撮影 | |||||
下の作品はフィルムカメラで、カメラレンズ用遮光装置(かいへいくん)を使用して 撮影した作品を例に説明しています。 |
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若草山焼き (奈良市・薬師寺) |
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手前に薬師寺を入れて撮影したものです。 塔をライトアップしているため、普通に露光をかけると、 塔がオーバーになってしまいます。 塔の部分を隠す型紙をかいへいくん の前面に入れ、撮影しています。 ヘリコプターが塔に上を行き来することがあるので、 空部分(ヘリコプター)を隠す型紙も用意 しておくと良いかも。 |
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撮影方法 | |||||
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お水取り1 (奈良市・東大寺二月堂) |
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これは、東大寺の記者席から撮影した ものです。 最近では松明が走ると一斉にコンパクト カメラのストロボや携帯電話の明かりが 光り、下の部分が少し明るくなりすぎ 目立ちすぎます。 その露光を合わす為に、かいへいくんを使い 下部分に型紙及びNDフィルターなどを入れ 露出のバランスを調整しています。 火の粉が落ちるのを瞬時に拾うことも 出来ます。 |
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撮影方法 | |||||
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お水取り2 (奈良市・東大寺二月堂) |
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大和の春の雰囲気を出すために手前の 土塀と梅の花を入れて撮影しました。 いろいろ入れるとすべて露出に違いが あります。 そのため、かいへいくんの前面に手前の土塀を 隠す 型紙を入れたり、梅の花にライトを 当てたりして撮影しています。 |
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撮影方法 | |||||
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ホタル1(源氏ボタル) (宇陀郡室生村・室生川) |
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奥行きを出すために、画面に空を入れて 撮影しました。 空と下部分に露出の差がありすぎるので 撮影には非常に難しくなります。 そのため、第一露光(前露光)で空部分に 型紙を入れ、空部分と下の草の部分の 露光を別々にかけます。 (ハーフNDでも露出が合えばOKです。) ホタル撮影の時も、空に露出がかからない ように空部分に型紙を入れておきます。 型紙を入れたり、車のヘッドライトの 明かりを瞬時に隠したりするのに かいへいくんを使っています。 |
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撮影方法 | |||||
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ホタル2(金ボタル) (岡山県新見市哲多町) |
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この場所はカメラマン、観光客が非常に 多い撮影スポットです。 高感度フィルムを使い、明るいレンズを使用 しますので、観光客のコンパクトカメラ等の ストロボの光、及び 懐中電灯などに気を 付けながらの撮影です。 かいへいくんを使うと、ホタルがあまり飛んでいない 時に隠したりなど、瞬時に隠すことが できます。 |
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撮影方法 | |||||
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花火大会 (滋賀県・びわ湖大花火大会) |
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花火の撮影は、良い花火を選んで何度も 露光をかけて撮影しています。 多重露光機能のない中判カメラ、大判カメラも かいへいくんを使うとバルブ及びタイムで シャッターを開けた状態で、瞬時に花火を選び ながら、何度でも露光をかけることが出来ます。 |
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撮影方法 | |||||
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星景(星の光跡) (奈良市西ノ京町・薬師寺) |
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町の中で撮った、星景写真です。 結構 車の多い場所での撮影ですので、カメラ の後ろから、ヘッドライト等の明かりを拾わない ようにしなければなりません。 星景の撮影は、データ取りが大事です。 実際にその場所に足を運び、何時ごろが星が バランスよく画面上に入るか、光跡をどのくらい の長さにするのが良いのか? 一度、撮影しないと分からない事が多々あり ます。 |
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撮影方法 | |||||
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